イスラーム関連事件について

ここ数日、メディアでベルギーでの事件のことが取り上げられています。
 
イスラーム教誕生から1400年の中で、今までも、アラビア世界にてイスラーム運動と呼ばれる浄化活動が行われましたが、その活動範囲と目的は他宗教に向けられたものではなく、あくまで、イスラーム世界の浄化を目的とした活動でした。
 
ですが、最近では石油利権に関わる形での介入や自国内での民主化運動など、イスラーム世界を支配していた宗教観がさまざまな形で侵食されています。

現在のアラブ諸国はそういった混沌とした世界となっているのが事実のようです。

ですが、派生地域も北アフリカからインドネシア、また宗派も多岐に渡ります。

そして、将来的にはイスラーム教徒の数が世界一の割合になると言われています。  
 
ですので、ごく僅かな一部の狂信的テロリストの行為をメディアがクローズアップする事によって、全てのイスラーム教徒へのイメージも変化させるような最近の風潮は残念に思います。

正しい知識をつけ、おもてなしの精神で接する事の重要性を深く感じました。